化石燃料の功罪78号

 18世紀後半にイギリスから始まった産業革命は、社会の仕組み、経済規模を大きく変えていきました。

 しかし化石燃料を使うことによって、人類は滅亡に追い込まれかねない現実にも遭遇しています。

 つまり地球温暖化による天候不順と石油製品を使った農薬、加工食品、食品添加物、化学肥料、医療品の製造です。

 現在、私たちは産業革命以前の時代にはなかった多くの病気に苦しむようになりました。

 そこで、今回は化石燃料活用の功罪を明らかにして、これからの地球環境と私たちの健康をいかにして守っていくかを考えてみたい。

 産業革命以前の世界で最も人口が多かった都市は江戸で100万人でした。化石燃料を使わなかった時代ではこの程度の人口がリミットだったのです。今は2000~3000万人規模の都市も世界で10ヶ所以上あり、経済規模が格段に違っています。

 その蔭で石油化石燃料を使うことによって、人類は加工食品を製造し、生鮮食品に多くの食品添加物を加えて日持ちのする食料に加工して消費者に供給しています。 日本は、世界のどの国より、コンビニやスーパーなどが溢れている国なのです。 

 食品保存や味を確保するために、食品添加物が施されていますが、日本の国内基準はゆるく非常に多くの食品添加物が使用されています。

 その食品添加物と調味料は、その多くが石油から作られているのです。

 食品添加物はなぜ体に良くないのでしょうか? Facebookのフォロワー数、約7万5000人で、子どもを持つママをはじめ、全国の多くの人たちから支持されている医師・内海聡先生に、「子どもが食品添加物を摂ってはいけない理由」について伺いました。

 例えば「うまみ調味料」とは何か?、食品添加物「うまみ調味料」の主成分は、グルタミン酸ナトリウム(MSG)です。グルタミン酸とは、頭の中のホルモンのひとつで「神経伝達物質」です。このグルタミン酸ナトリウムを摂取すると、脳にダイレクトに伝わるため、食べる→おいしい→また欲しくなるとの連鎖反応が起こります。砂糖と同様に、依存性が強いのが特徴です。グルタミン酸ナトリウムは、暴力的になる。てんかん発作などを引き起こす。など、脳に対しての障害が心配されます。

 日本は世界一食品添加物を使っている国といえます。ヨーロッパは約20種類、アメリカでも約140種類ですが、日本では約1500種類が認可され、日本人は一日平均80種類の食品添加物を食べています。

 なぜ厚生労働省が積極的に規制指導をかけないのか不思議です。

 参考までにカット野菜は毒性の強い次亜塩素酸ナトリウムが入っているため栄養までカットされています。

 食品添加物の多くは脂肪や細胞に蓄積されます。脳細胞は脂肪の塊であるため、その害を直接的に受けてしまい、「キレやすい」「落ち着かない」となるのは、この脂溶性毒の特徴が表れた現象と言えます。

 一般的に、食品添加物は食べてもすぐに影響を与えません。蓄積されて、何年か後にゆっくりと影響が出てくるのです。

 いわゆる現代病といわれる、生活習慣病と癌の一因になっています。

 問題のある食べ物としては:①マーガリン・ショ-トニング→「水酸化油脂」「植物性油脂」と表示されていたら、トランス脂肪酸の代表格です。「到底食品とは呼べない化学製品」なのです。 ②サラダ油→サラダ油を抽出する過程で石油系物質「ヘキサン」を使用します。このヘキサンが良くありません。③ショートニング→(shortening) は、主として植物油を原料とした、常温で半固形状(クリーム状)の、食用油脂ですが、マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものです。製菓に使用すると、さっくりと焼き上がります。

 これらは石油からできていて私たちの健康を害します。

 そうして私たちは不健康になり、病院に行きます。今度は医者が病気の原因を調べないで「対処療法」で診療し、医薬品を投与します。この医薬品も大半が石油製品からできています。

 その薬を飲むことによって、私たちはいっけん良くなったかに見えますが、長い目で見れば健康を害していきます。

 私たちはこのような危うい世の中に住んでいる現実を直視し、私たち自身が健康を守るためにはどうしたらいいかを、人任せでなく自分で考えることが現時点では最も大事な点ではないでしょうか。