100人の名医 紀元前五世紀のギリシアの医聖の言葉

 「ヒトはだれでもカラダの中に100人の名医を持っている」と明言したのは、紀元前5世紀、古代ギリシアで生まれた世界で最初に医者と呼ばれたヒポクラテスのコトバです。

 紀元前5世紀当時、病気になるのは神の思し召し、超自然現象(魔のような存在)によって、もたらされているとして、その治療には、祈祷や呪術的医療が用いられていましたが、ヒポクラテスは病気になるのは、自然の現象であるとし、加持祈祷等の治療をやめて、人間の持っている自然治癒力によるべきだとして、科学に基づく医学の基礎を開き、医聖と言われています。

 今月はお子様を健康で、病気にならない身体作りをするにはどうしたらいいのかを解説します。

それと、基も大事な事は精神的なストレスに負けない忍耐強い、しぶとい精神が大事です。

 人間が病気になるのは、自己免疫力が低下して、体内で補完できない場合、又は自然治癒力が低下する事が原因であり、その改善をすれば、病気は回復し、健康体になります。

 つまり、①どんな食事をしているか。②どんな生活習慣であるか。③精神的なストレスを受けているのかを良く分析して、その病気になった原因を徹底的に究明して、食生活の改善、生活習慣の見直し、ストレスを受けないようにすることが治療の根本であり、その原因の究明なくして、病気の改善はありえません。

 ヒポクラテスの言葉の「100人の名医」とは、人間の中に持っている、自然治癒力であり、自己免疫力です。

 ヒポクラテスは自然に生きる野生の動物たちは、天から与えられた自分の身体を自らの治す力によって病気やケガを治していることから、自然こそ最高の医者であるとしました。
 人の身体にも生まれながらにしておこる異変を改善し、健康を維持する力があることを検証して、私たちの内にある「自然治癒力」こそ、真に病気や傷を治すものでもあると明言しました。

 この「自然治癒力」を高める最大の方法は森下敬一先生の「腸管造血論」を裏づけにして、「食事」、「運動」、「呼吸」、「心」の改善をすることが必須の条件ではないでしょうか。

 具体的には①白い悪魔(白米、白砂糖、化学調味料)を摂らない。添加物、酸化防止剤の入った加工食品は摂らない。(若い間は、体が無理をして調整してくれるので、外見的には健康である場合も少なくない。しかし、年をとると、この誤魔化しがきかなくなり、病気になる)②できれば、主食は玄米を中心に組み立てて強力な抗酸化物質とビタミンB群を摂取する。それによって、消化管が若返り「腸内細菌叢」も活性化して、生命力にあふれた血液が増産され、全身に行きわたるので、病気にならない健康体になる。③身体を温めること。(身体が冷えると癌細胞等が元気になる)④ストレスを減らし、「笑い」を取り入れ、免疫力をあげる。等々が大事です。

 しかしながら、現在の日本の医療は、アロパシー医療(薬剤医療)といわれ、まず、体内の状況を検査等で精密に分析して、病気になっている問題の臓器等の数値が自分たちが決めたガイドラインの上で、適正基準かどうかを見て、その上で、数値を改善するために、医者による、薬の投与を処方することが、病気を治す根本としています。

 したがって、その人が、病気になった原因を徹底的に検証し、改善する治療はやっていません。→(「食事」、「運動」、「呼吸」、「心」等のその方の日常活動の見直し)
 しかも、投与する薬剤は石油系の薬剤であり、自己免疫力を活性化する事には繋がりません。 その結果、検診時の数値は一時的に改善されますが、健康体とはほど遠い身体になり、将来、病気になる可能性が大になります。

 このような治療方法は、薬剤のコストが高く、高齢化社会になってきた事と相乗効果で、国家予算を圧迫してきます。
 つまり、日本の将来の発展に関わる教育、環境、健康、等に貢献すべき予算が枯渇して、たくさんの赤字国債を発行せざる状況になっていて、日本国家としての将来の発展に回すお金がありません。

 この現状を改革するためには、上記の「食事」、「運動」、「呼吸」、「心」の改善を日本の国民に告知する。 具体的には、国として、または地方自治体、そしてマスコミ等で宣伝と健康になるためのセミナー等を常時開催し、意識づけることが大切です。

 その意識づけによって、日本の国民は過度に病院に行くことをやめて、「自己完結」で健康体になろうとします。
 つまり、「ヒポクラテスの誓い」を基に、病気になった原因を究明して、人間の持っている「自己免疫力」で治療する方向に転換しなければなりません。

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