気(心)の代謝は偉大なり

気(心)の代謝は偉大なり  2305
 私たちは、時々刻々と変化する生命体であり、良くなるか悪くなるかであり、その変動する元々の源は気(心)ではないでしょうか。
 つまり、変化には良くなるか、悪くなるかの二つであり、その変化する流れは、現時点でその人がどのような「気」でいるかで決まってしまうのです。
 ヒトは時に大いなる勘違いによって、思いもよらない力を発揮することがあります。
 科学的には「プラシーボ効果」とされていますが、この効果は、日常の活動で実証のされています。
 もっとも有名な実験は、何らかの痛みを訴える被験者に対して、小麦粉や砂糖などの何の薬効もない成分を鎮痛薬であると思い込ませて投与すると、高い確率で痛みが和らぐというものです。
 他方、こうしたポジティブな効果だけでなく、ネガティブな思い込みによる効果も実証されており、「プラシーボ効果」ならぬ「ノーシーボ効果」として報告されています。
 最近では、倫理的な問題があるため、実験報告はされていませんが、明らかに人体には無害である物質を投与し、行為を受けた被験者が“有害である”と思い込まされている場合に、病状が悪化したり、副作用が発生したり、時には死に至るとケースも報告されています。
 これらの思い込みが人体に影響を与えるメカニズムは、科学が発達した現代においてもいまだに明らかになっていませんが、「気」の偉大な効果を感じます。
 私どもの全家研初代総裁の平澤興先生は医学者であり、専門は脳神経解剖学です。京都大学教授を経て京都大学第16代総長に就任された教育者としても知られていますが、「気(心)の代謝」について説明されています。


 先生は、人間は自分の意志によって、他から強要されることなく自由に生きていると思っていますが、実はそうではなく個々人の持っている「行動習慣」と「感性」に縛られて生きているとされ、気(心)によって大きく変わっていくとされました。
 「今が楽しい。」「今がありがたい。」「今が喜びである。」の感性が、苦難をも、喜びに変換させる力になり、「不安」「心配」「恐怖」の気持ちを払拭するのです。
 したがって、前向きに生きるためには、心がわくわく、感謝、歓喜の感性と、健康的な食事習慣を個々人の生活に育成することが、大事であり、私たち子どもを育てている立場の人間が絶対してはいけない事は、不安にさせるような言動を慎むことと、常に励まし続けることが肝要です。

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