子どもの健康を護る 22年06月
将来を担う子どもたちの健康なくして、明るい未来はあり得ません。 そのために私たちは子どもたちの健康を護ることに心がけなければなりません。
今月は健康で逞しい子どもに育てるために、私たちが心がけたいことについて考えてみましょう。
まずどんな食べ物を与えたらいいのかを考えてみると、
☆体内で酸化しにくい食べ物を与える。
☆小腸大腸の腸内細菌環境をよくし、消化吸収を良好にする食べ物を吟味する。
の二つが考えられます。
体内で酸化しやすい食べ物の代表格が『砂糖』です。現在は砂糖をふんだんに使った食べ物と菓子が多く、店頭に並んでいますが、これらの食品は体内で、酸化して腐敗しやすい。そして血液中の血糖値が高くなり、白血球、赤血球の抗酸化の働きを弱め、病気になります。
さらに、『人工甘味料』(「アスパルテーム」「アセスルファムリウム(アセスルファムK)」「スクラロース」)です。
アスパルテームの甘味度は砂糖の200倍、アセスルファムカリウムも200倍、スクラロースは600倍にもなります。
これら人工甘味料は腸内細菌叢の環境を悪化させ、抗酸化作用を弱めます。
さらに、最近の牛、豚、鶏の飼料に、遺伝子組み換えの大豆、トウモロコシ(害虫に負けない)が使われています。
それらの飼料から生産された牛肉、豚肉、鶏肉は、害虫に強い食品なので、腸内で消化吸収するにあたり、その消化が、自然な食品より、難しい食べ物です。
そして、現在は食品・菓子に白砂糖、化学調味料をふんだんに使っていて、食べ心地は大変良いのですが、これらの食品も腸内で消化吸収する働きを弱めるため、腸内環境を悪玉菌優位にします。
この悪化が、腸で造られる赤血球の生命力を弱め、それが原因で体内免疫力を弱めます。
子どもたちに特に砂糖はいけません。 食品には抗酸化のグルタチオンが多く含まれている食品もありますが、白米、白砂糖、化学調味料、は食物を酸化させる作用があって、数々の病気の本当の原因です。
さらに子どもの健康を阻害する要因に精神的なストレスと孤独感があります。
コロナ禍では「心配なことが多い」、「恐ろしさや不安を感じる」、「緊張したり神経過敏になったりする」、「将来が心配でうまくいかないのではないかと不安」、「さびしくなったり憂うつになったりする」、「自分には価値がないと感じる」、「物事がうまくいかないと自分を責める」、「穴があったら入りたいと思うほど恥ずかしいことがたまにある」、「劣等感を持つことがある」、「どうしようもなくてその問題を誰かに解決してもらいたいと思うことがよくある」、「ストレスが多いと自分が『めちゃくちゃ』になるように感じることもある」、こういうことが多いと、ストレスや孤独に脆弱であることは想像しやすいでしょう。
私たちのポピーを監修されている篠原菊紀先生は、不安への対処は「わくわく」でいきましょうと説明されています。
不安を興奮として、感じるには、発表会や試合の前に、「私はわくわくしている」「興奮するなぁ」などと自分に言い聞かせる事です。
「わくわくしなさい!」「のっていこう!」など自分に命じるのも有効です。
この心の動きが、不安で活動するノルアドレナリン系の脳内ホルモンの分泌を抑え、快感予測で活動するドーパミン系、セロトニン系の脳内ホルモンを多く分泌して、免疫系の細胞(白血球等)を元気にさせ、さらに自律神経の働きを活発にして生命力にあふれた身体を創っていきます。
つまり、何事もプラス発想したときに、生命状態が歓喜にあふれ、どんな困難、不安も、乗り越えていこうとする原動力になるのです。
以上、コロナ禍にある子どもたちに、元気に前向きに、健康に活動する方法は、①子どもに健康的な食品を与える。②子どもの精神的ストレスに対して、自己肯定感を高める対応を心がけることがポイントといえます。
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