家族で一緒に食事をとろう 一緒にめしを食べることによって家族内で共通認識ができる

現代社会は多様性にあふれ、活動範囲がひろがり、家族で、食事を一緒に摂る事が難しくなってきています。
 家族は、子育ての最も重要な教育環境であり、これからの未来を開くため、私たちの子どもたちと家族で一緒に食事をすることは大変大事な営みと言っていいでしょう。
 さらに、家族団らんで食事をする事は、お互いのコミュニケーションを取る事であり、思いやり、団結、状況確認する事ができる場であります。
 故に、家族の明るい未来を作る前線基地ではないでしょうか。
 今回は一緒に食事をする効用について考えてみたい。
 第1の効用は、家族で食事をしている家庭の子は、肥満や非行の確率が低いことがあげられます。
 家族で一緒に食事をしていますと、食べることだけでなく、お互いに会話することにより、間があき、時間がかかるため、食べる量が一般的に少なくなります。
 また、アメリカの研究者によると、家族での対話と食事が犯罪や薬物への減少につながっているとの報告もあります。
 反対に1人で食べているとどうしても食べる量が多くなり、結果的に体重が増えてきます。
 第2の効用は、言語能力の発達を促し、キレる子にならないことがあげられます。
 現在社会は、一時代前の「家父長制度」とはちがって、行動の自由が有ります。
 そのような背景の中で、一同に会して集まることは親の強い意志と思いやりと家族の団結があってはじめて、実現するのではないでしょうか。 特に両親が働き、子どももクラブ活動等をしている場合、一緒に集まることが困難になってきます。
 しかし、夕飯だけでも、なるべく一緒に食事をすることによって、家族の絆を強くする事ができます。
 そして、率直な対話が客観的能力といわれるコミュニケーション能力を鍛え、さらに、親の持っている言語能力を取得することに繋がっていきます。
 この対話を通して、他者の考えをより深く理解する事。共感する事。我慢強い意志を育てていき、キレる子にならなくなります。
 第3の効用は、家族団らんの食事が子どもの心の中に”自分は孤独でない”ことを自覚させ、精神的な落ち込みのうつ病を防ぐのです。
 つまり家族と会話することで、不安な感情が払拭され、個々人の心が安定してきます。
さらに、食事とうつ病は関連性が強いといわれ、家族で一緒にごはんを食べるとうつ病になりにくくなります。
 魚や野菜を摂り、加工食品を食べない、過度の医薬品を摂取しない等の営みが、脳神経の中の自律神経を鍛え、ビタミン、ミネラルなどが精神の安定に寄与してきます。
 食事を通して、食事のマナー等も伝授できるのではないでしょうか。 なぜなら子育て中の親はその前の親からその家の家風を受け継ぎ、継承してきたからです。
 さらに、テーブルマナーも教えることもできます。外食や友達のうちへ行ったときなど、はずかしい思いをさせないようにする事も大事な点です。
 このように、一緒に食事を共にする事は非常に大事な点です。
 したがって、子どもが自立していくまで努めて、家族がそろって食事をする事に強い意志をもってのぞみ、明るく、元気な子どもに成長する淵源にするように努めたいですね。

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