筆者は2人の孫がいますが、先日娘の家を訪問したところ、一枚の絵が壁に掛かっていて、感動しました。
私と娘の間には、親子として、色々な思い出があり、未熟な子どもが立派になるように色々な工夫をして時にはほめて、時には叱って、時には一緒に行動して子どもが立派に独り立ちできるように心を砕いていた思い出が回想されました。
そんな中で、わが娘が子どもを産み、その子どもが大きくなり、保育園に通園して、その孫が、「お母さん大好き」と書いた絵を壁に貼り付けて、飾ってあったのです。
私はこのとき、率直に我が娘に対する、”心遣い”は終焉したと思いました。もう安心だ。これで何の心配もない。娘は自分の人生を歩んでいけると思った。 思わず、「いい絵だね」と言った。
写真、絵画で「”ほめ写”プロジェクト」が発信されている。
写真を①撮る。②飾る。③一緒に見る。ことで、子どもの「自己肯定感」を向上させる新たな子育て習慣「”ほめ写”プロジェクト」です。
この「ほめ写プロジェクト」は子どもだけの効用でなく、追加研究により、「ほめ写」が親の「自己肯定感」や「親の子育て意識」の向上にも効果が認められると発表されています。
自己肯定感が高い子どもは、チャレンジ精神があり、打たれ強く、思いやりがある。忍耐強い子に育つ。
自己肯定感に関する実態調査では、親の自己肯定感が高いほど、子どもの自己肯定感が高くなる相関関係が認められました。また、家庭での3週間にわたる「ほめ写」実証実験の結果からは、親から子へのコミュニケーションがよく行われている家庭や、親の子育てに対する効力感(子育てをしっかりできている感覚)が高いと、親の自己肯定感が高くなることが判明しました。
つまり、コロナ禍での自粛期間は親子関係にも様々な影響を与えていて、7割以上の親が「自粛前と比べて子育てが大変になった。」、6割以上が「自粛期間中での子どもを叱る回数が増えた。」と回答している。
ほめ写を実践している子育て中の保護者の皆様とのトークセッションでは、「慣れない在宅ワークでイライラが募りますが、ほめ写コーナーの隣にデスクがあることで、写真を見ると気持ちが穏やかになりました。
子供を叱る回数も半分くらいに減ったのではないでしょうか。また、子どもたちもイライラしている私を見て、『ニコニコしないと』とやさしく声を掛けてくれ、自己肯定感の高い子に育ってくれているんだなと思いました。」、「撮り貯めた写真の整理を子どもたちと行いました。お互いのほめ写作品づくりでコミュニケーションも増え、穏やかに過ごすことができました。」(保護者)と、コロナ禍のほめ写の効果を実感したという。
さらに「心のゆとり、余裕」が生まれることも重要です。
ほめ写による自身への変化についても、「子どもが取り組んでいることを、これはほめ写にしようときちんと見守れるようになりました」、家のいろいろなところにほめ写があると、やさしい気持ちになれます。その気持ちのままに子どもに接することができ、自身の自己肯定感も高まってきていると思います」(保護者)との意見があった。
このように、「ほめ写」には子どもには「自己肯定感」を育成し、その自己肯定感が「自発的・能動的行動」・「忍耐強い」生き方を育成していくのです。
さらに子育て最前線で奮闘されているお母さん、お父さんの心の中に「我が子へ」の深い愛情が育まれるのではないでしょうか?
この「ほめ写」はポピー教材の親用ガイドから紹介したいます。
おかあさん、ポピーを買ってくれてありがとう!
勉強に自信が持てた! と言ってもらえるようにしませんか。
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