自律神経の働き

 私たちの将来を担う希望の子どもたちを健康で元気に生活させるには、
①心の代謝。②腸内環境を善玉菌優位。③自律神経の交感神経、副交感神経のバランスを保つ。④太陽の光にあたり、ミトコンドリアの光合成エネルギー生成を活性化する。⑤腹式呼吸によって、自律神経を活性化させ、エネルギーの源である酸素を十分取り込む。そして二酸化炭素を排出する。ことです。
 今月は心の代謝、自律神経について説明します。
 私たちは心配なことができ、深刻さを増すと、食べものが喉を通らなくなり食欲が出なくなります。 また、悲しい、嬉しい、感激、感謝の時には涙が自然にでてきます。 このように私たちが意識して表現するのではなく、自然に出てくる感情表現は自律神経の働きによります。
 怒ると、顔が蒼くなる。心臓がどきどきする。人を憎むと感情が興奮する。等々の私たちの生命に現れる表現は自律神経の働きです。
 自律神経は交感神経、副交感神経に分類されます。
 交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ。お互いがシーソーのようにバランスを取りながら働くことによって、体の状態を良いコンディションに保っています。
 交感神経と副交感神経は24時間365日働いています。どちらか一方だけのスイッチが入っている訳ではありません。そのため、交感神経の働きが強いとき
は「交感神経が優位」、副交感神経の方が強く働いているときは「副交感神経が優位」と表現します。
 交感神経の働きは、体と心が「興奮モード」のときに優位に働きます。例えば、運動をしているときは心臓の鼓動が速くなったり血圧が上がったりします。
 一方、副交感神経の働きは、体と心が「お休みモード」のときに、優位になると働きます。リラックスしているとき、体の力が抜けて脈がゆっくりになります。
 さらに副交感神経は「消化」のときに優位に働き、心地よい環境でゆっくり食べた方が消化に良い働きをします。
 結論から言えば、大切なのは交感神経・副交感神経のバランスが大事であると言うことです。
 日中、学校の授業や仕事に集中したい時には交感神経が優位になって「興奮モード」にならなければ活動ができません。夜、ぐっすり休んで疲れを取るためには「お休みモード」になることが必須です。
 しかし、ストレスがかかって慢性的に緊張状態になると、夜も「興奮モード」が働いてしまい、うまく休むことができません。これが交感神経優位といい、自律神経のバランスが乱れて切り替えが上手くいかず、体調不良状態になっているといいます。
 交感神経・副交感神経の2つはどちらが良いという訳ではなく、両方がオン・オフになり、状況に応じてバランスよく切り替わる状態が理想的なのです。
 この自律神経のバランスに大きく影響しているのが「心の状態」です。
 心が明るく、希望にあふれ、どんな困難に出会っても、不平、不満、恨み、憎しみ、怒り、恐怖の心を持たない。常に前進的に考え行動する。 この心の状態が健康になる要件なのです。
 常に想いやりとありがとうの精神を持っている子どもは、明るいし、健康的です。
 病気は気の病と書きますが、私たちの先人は病の原因は気の状態にあることを知っていたのです。
 気の状態つまり生命状態が明るく、希望に燃え、何があってもくじけない状態であれば病気にはならないこと。 その因果関係を本質的に知っていたのです。
 だから、あらゆる病気(癌・糖尿・リュウマチ・高血圧・精神疾患)を克服して健康になる方法は自己の心がポイントです。
 つまり心の状態を代謝(変更)することによって、体内の自己免疫力、自然治癒力が強くなり健康体になるのです。
 日本の国民医療費は44兆3,895億円、前年度の43兆3,949億円に比べ9,946億円、2.3%の増加となっていますが、この状況を変革する方法は、「気の代謝」を一人一人が実践する事がポイントと言えます。
 私たち日本人が二十一世紀を「すばらしい世紀」にするためには、この発想の転換が大事だと言えます。

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