今の日本の現状  日本はアメリカに敗れ、世界一のヘルシーな食生活を失い、民主主義制度の元で温かみのない社会になってしまいました。

 日本は明治維新以来、近代化を進めてきました。日清、日露戦争に勝って、一躍世界の中で、東洋の強国日本をアピールしてきました。
 その後、太平洋戦争によって、敗戦し、アメリカの統治下で、日本社会は大きく変貌してきました。
第1に、日本流の食生活が変化したことです。
 玄米、みそ汁、野菜の漬物を主流にした世界一のヘルシーな食文化を失ったのです。
 アメリカの食文化、つまり欧米化された食生活スタイルを強要され、日本の伝統の玄米・みそ汁・発酵食品(梅干し・漬物としての大根のたくあん・白菜づけ)から、欧米の肉食、牛乳・小麦のパン食に食生活がシフトしてきました。
 また、国からの認定を受けてはいますが、うまみ成分と言われる化学調味料、人工甘味料、人工の油と言われるトランス脂肪酸を使って、加工食品を作り上げ、食品添加物を使って食べものを腐らないようにしたことです。
 さらに、農協主導で、農業生産効率を高める狙いから、害虫防止のため、農薬をふんだんに使い、遺伝子組み換えの作物も市場に出るようになっています。
 その結果が最新の国民医療費は44兆3,895億円、前年度の43兆3,949億円に比べ9,946億円、2.3%の増加となっています。 人口一人当たりの国民医療費は35万1,800円、前年度の34万3,200円に比べ8,600円、2.5%の増加となっていて、深刻な状況になっています。
 第2に、法治国家の弊害が出てきました。
 戦後、日本は民主主義制度が導入され、基本的人権が保障されましたが、法の下で進行している冷たい社会が到来しました。
 基本的人権が保障されて、大変良くなったと思われていますが、逆に法に違反しなかったら問題になるルールでも指摘できにくい制度の出現です。
 現に現在マスメディアは私たち国民に公平で真実な情報は報道していません。特にNHKは現在の日本を支えている国家、基幹産業、医療関係の実態について、国民に不安を与えるとの考えから真実の報道はしていません。
 第3に、日本の社会規範が変わったことです。
 純朴で人への思いやり、利他の考え方が、戦前ですが、今は合法的かどうかで物事が決められる危険性が出てきました。
 例えば、法の番人が利己主義の考え方を持っている場合、法の遵守を基に合法的に人を支配することが可能となります。
 さらに現在の医療が薬剤医療ですが、医療関係者の「ガイドライン」の制定により、その医療が問題のある療法であったとしても、医師は何のとがめも受けないシステムができあがったのです。
 このように、現代の法治国家はいいように思われますが、ルールにさえ従っていれば問題がない。合法的である。 という考えに判断の基軸がシフトする危険性があります。
 したがって、私たちは民主主義国家、情報化社会の実現の中で用心しなければならない事は、今まで人類が大切に護り続けていた、純朴で人への想いやりの考え方が、法主導のアカデミックな考え方に負けてしまう危険性をはらんでいると言うことです。
 人と社会を大切にする考え方が薄れ、結果的にマスメディア、法の下での法の番人と言われる有資格者のいいなり(情報操作)になる社会が実現する可能性が出てきているのです。
 つまり、便利快適な社会の中で、生き方の原点を見失う危険性をはらんでいるのです。
 私たちの心の師である、池田先生は
 ”どうか二十一世紀を「すばらしい世紀」にしていただきたい。一人一人の「いのち」が最高に大事にされる世紀にしてほしい。
すべての「差別」がないように!戦争がないように!いじめがないように!殺人がないように!自然破壊がないように!拝金主義がないように!人権を「宝」として大事にするように!悪い政治家は民衆が罰する「民主社会」を!嘘をつくようなマスコミはだれも相手にしない「賢い社会」を!
 かけがえのない一人一人の夢が、個性が、絢爛と花開く新世紀を作ってもらいたい。
 そのためには、諸君自身が勝利することだ。諸君自身が「哲学」と「慈愛」をもった人間に成長することだ。「実力」と人の心がわかる「ハート」を兼ね備えた人間に成長することだ。諸君の勝利こそが、二十一世紀の勝利なのです。それしかない。(池田大作青春対話2より)と指導されています。
 その他、地球温暖化、海洋汚染等においては法を越えた人間の命を守るといった、社会での"利他愛、温かい人間性の原点"が必要ではないでしょうか。
 私たちは大切な日本の将来を担う子どもたちに、「便利快適な社会」の中で進行している弊害を良く知らせなければなりません。 つまり、
①自己の責任の下で人間としての原点(他者を尊敬する。想いやる。)を見失わない。
②法治国家の基で法に違反しなかったら良いとの考えを見直す。
③近代産業の発展の中で進行している、地球温暖化、海洋汚染を進行させない生活習慣の見直しを個人の責任の下、見直す。
④医療においては、原因を追及しない対処療法をあらため、病気の原因を追及して、その生命体が持っている自己免疫力、自然治癒力を医療の中心にする自己完結医療(現在医療からのシフト)に改善していく必要があります。

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