添加物や農薬や遺伝子組み換えその他を避けるのは結構なことですが、日本人もしくは人類はもっと初歩的で根源的な問題を抱えています。内海聡先生の投稿を紹介します。
初歩的、根源的な問題とは、日本人をはじめ先進国の人たちは、カロリーオーバーなのに重大な栄養失調になっており、体を作るうえで必要な栄養素がだいたい足りていません。
役にも立たない食べものの代表は、いわゆるジャンクフード、スナックやお菓子やファストフードなどです。
カロリーはあるのに栄養はカスカスの食品の二つめは、精製された食品です。
白い砂糖、白いごはん、食パンやパスタ、ラーメンなどの白い小麦製品、これらは、ただの「糖質のカタマリ」であり、じつは非常に栄養価の低い食べものです。
野菜だって要注意であり、食品添加物たっぷりのジャンクフードや精製食品のみならず、重要な栄養源であるはずの野菜まで、「カロリーはあっても栄養はカスカス」という食品になり下がっているのです。
炭水化物や甘いものに含まれる糖質は、満腹感をもたらしやすい物質です。
腹が減ったといっておやつを食べ、食事のときにはラーメンや白米をかきこめば、一気にカロリー過多となります。
これでは栄養補給になりません。
脳は糖質が大好きですから、「糖質=甘いもの」で脳を無理やり納得させているようなものなのです。
おまけに、糖はウィルスやガン細胞の〝大好きなエサ〟なのです。
糖質の有害性を指摘すると、「でも、糖質は体の大事なエネルギー源なのでは?」といわれそうです。
確かに間違っていない面はあるものの、基本的にエネルギー源というのは覚醒剤と類似しているともいえます。
「自然な形の糖」=「間接糖」を摂り過ぎず摂るということが、上手な糖質の摂り方です。
糖質をとりすぎるとと体の中でどんなことが起こるのでしょうか?
まず血糖が上がり、インスリンが分泌され、急激に上がった血糖が今度は急激に下がるのです。
血糖が急激に下がると今度は低血糖、つまり糖が足りない状態になり、ますます糖質を求めるようになってしまうのです。
糖によって結果的に血糖の乱高下が起こると、ほかの臓器で分泌されるホルモンの働きまでおかしくなります。
糖は糖尿病が問題なのではありません。
癌、膠原病や難病、アレルギーなどの元になるので要注意。
無添加だからといってマクロビクッキーとか、スムージーや無添加果物ジュースばかり飲んでいると、結局似たようなことになりますからね。
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