現在、癌になった方は、癌の3大療法といわれる、切る・焼く・殺すの3大療法を中心に治療を行っていますが、この療法には問題があります。
特に、化学療法といわれる抗がん剤治療は即時中止すべきです。分子標的剤も効果はありません。
何故ならば、この療法の根本に、私たちの血液は、骨髄で造ら
れる。 とした誤った”骨髄造血説”が、通説になっていることが問題なのです。
それに対して、腸管造血説の場合は、血液の原料となる食物は、ヒトの口から食道を経由して胃に達し、消化し、栄養素を吸収し、十二指腸を経由して、腸に達し、腸管で造血され、全身に循環して供給されるので、道理にかなっています。
故に、”骨髄造血説”は誤りで、”腸管造血説”が正しい。
しかしながら、道理に合わない骨髄造血説が世の中にまかり通っているので、添加物を使った食品(身体には大変悪い。)と、造血を阻害する化学薬剤は造血に支障がないと思い込み、平気で摂取しているのです。
つまり、血液が腸管でなく骨髄でできているとするから、①問題のある加工食品を深く吟味せずに食べている。②腸内環境を悪化させる化学薬品の副作用も知らずに飲み続けているのです。
この無知が、直接的な健康の阻害条件であることを知らないことが、現在の悲劇であり、生活習慣病という疾患を増やしている原因なのです。
逆に「腸造血」説が世の中の”通説常識”になれば、腸造血の土台になる、腸内環境を悪化させる食品、薬剤は人々が摂取しなくなります。
腸内環境は①善玉菌②悪玉菌③日和見菌の3種類に分類され、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割で腸内環境を保持しています。
善玉菌はヒトの体に有用な働きをする菌で、代表的な菌が乳酸菌、ビフィズス菌などです。
悪玉菌は腸内を腐敗させたり、有毒物質をつくる菌で、代表的な菌が大腸菌、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、カンジタ菌などです。
日和見(ひよりみ)菌は、善玉菌とも悪玉菌ともいえない菌で、免疫力が衰えてくると、悪玉菌として働きます。
つまり、腸内環境が悪くなると、腸内の善玉菌の活動が衰え、悪玉菌が勢いを増すため、腸内環境は悪玉菌優位の状況になってきます。
その結果、生命力のある血液が造血されなくなり、免疫力が低下して、病気になるのです。
したがって、私たちは腸内環境を善玉菌優位にするために、①西洋型の食料(日本の伝統食事の玄米・菜食・味噌・醤油・漬物・梅干し等は腸内環境に良い。)と②化学薬剤と③「氣」に気をつけなければなりません。
私が投稿した『めちゃ元気・最強の治療法』は、実は「骨髄造血説」の誤りを指摘した本です。
この「骨髄造血」説が現在社会の通説になっていることが、諸悪の根源であり、現在の悲劇と言っていいでしょう。
人間の生命活動を支えているものが「血液」です。 この血液は腸で造られて、この血液が全身に循環して生体エネルギー(ATP)と酸素・水素を身体の各細胞・臓器・脳・神経器官に供給しているのです。
ヒトの血液量は体重の約1/13といわれています。 例えば、体重60kgの人であれば60÷13≒4.6 kgとなります。
血液1リットルの重さは約1kgですので,この例では約4.6リットルの血液量となります。
その大切であり、大量の血液を骨髄で造ることは不可能です。
そして末端に供給された血液の中の赤血球が万能細胞の働きをして、その箇所の細胞のDNAを読み取って、その細胞に千変万化して、そこの細胞に変わるのです。 これを血液の同化作用といいます。 それに対し、末端の古くなった細胞は、白血球のマクロファージ等の働きで、細胞が分解され、消滅され体外に排出されます。
癌細胞も出来損ないの細胞なので、白血球が元気であれば破壊して消滅します。
この血液の不可思議で、偉大な働きを異化作用と称します。
現在の医者はこの生命体の仕組みを理解していません。
だから、抗がん剤を投与して直接癌細胞を殺そうとしますが、健常な白血球も殺してしまうため、身体の免疫力が弱まり、結果的に病気は治りません。
次に、日本は世界一の食品添加物認定国です。(化学調味料、人工甘味料、酸化防止剤、防腐剤等々です。)また、遺伝子組み換え食品、身体に悪い小麦粉、人工の油と言われるトランス脂肪酸等々を使って、食料を加工している国なのです。
故に、腸内は悪玉菌環境になるため、身体の免疫力が弱まり、生活習慣病が進行して病気になるのです。
日本の国家予算の中の健康保険料は年間44兆円で、年間35万人の方が癌で亡くなっています。
こんなにたくさんの予算を使いながら、尚且つ年間35万人の国民が死亡している事実は、異常な状態と言っていいと思います。
その原因は、誤った「骨髄造血」の説のもと、問題のある食品を平気で食べていることに原因があります。
そして、この食品の悪さの最大の犠牲者が子どもたちです。
つまり、若者たちの大半が体温が35度台の低体温になっている事実なのです。(ヒトの体温の平均は36.5度です。)
その現象が出生率の低下を招き、日本の人口減少の原因なのです。
問題のある食品を摂取する、医薬品を過度に摂取する、ことによって、腸内環境は悪化し、その結果、良質で生命力のある血液が造血されないため、不健康・低体温になるのです。
それと共に、体内血液循環の流れの悪化、つまり年齢とともに生じてくる身体の歪みにより、血管が圧迫され、身体全体に十分な血液を供給できなくなり、相乗効果で健康を維持できなくなっています。
その反対現象で、血液は体内を20~30秒の速さで一巡するため、血液が良質で、生命力があり、体内循環が良好の場合は、
①生命力のある赤血球が身体の隅々まで循環して、千変万化して細胞の入れ替わりをはかります。
②健常な白血球は体内に侵入してきた病原菌を撃退、駆除し、体内の出来損ないの癌細胞等を駆逐するのです。
その結果、生命力に溢れた健康な体を創ることができます。
次に、化学薬剤ですが、今の医薬品は石油を原料として造られています。
石油から多段階の工程を経て、大量の化学薬品(石油が原料)を使用して製造されています。
医薬品は腸内環境との整合性が悪く、腸内環境を悪玉菌環境にしてしまいます。
腸内環境が悪玉菌優位になると、腸造血の説からして、良質で生命力のある血液が造血されません。
特に、抗がん剤、高血圧、糖尿病、精神的薬剤のように、常時摂取している医薬品は、腸内環境が悪玉菌優位の状態になるため、健康を維持できません。
最後に「氣」ですが、そのヒトの生命(氣)状態がどのような状態かによって、腸内環境は良くも悪くもなります。
氣は目には見えませんし、医療機器でも測定は不可能です。
この氣が歓喜、前向き、安心、挫けない状態であれば、腸内環境も善玉菌優位になり、その結果生命力のある血液を造血し、体内を循環して健康な体にします。
逆に、不安、心配、くよくよ考える、愚痴を言う、常に不満を抱いている等の生命(氣)状態であれば、腸内環境は悪化します。
この偉大な働きをする氣に関連して、「プラシーボ」効果についても説明します。
プラシーボ効果とは、薬としての効果を持たないプラセボ(偽薬)でもそのヒトの持っている、思い込み(氣)で、絶大な効果があることをいいます。
このような観点からも、病気で闘っている方を、周りにいるヒトが温かく励ましをすることが最も大事であります。
その「プラシーボ」効果によって、病気を回復させることが大事であり、今の医療関係者が「余命宣告」をすることは殺人行為であると断言します。(私の妻も余命宣告され亡くなりました。)
私たち日本人は、人生100年時代の到来を迎えています。
健康で、社会貢献をしながら、これからの時代を生ききるためには、「血液は腸管で造血されている」事と、「血液の同化作用と異化作用」をしっかりと学習し、周知していかねばなりません。
この学習が、これからの日本の青少年に広く告知され、高齢者の方もますます学習して、健康で長生きするならば、日本の国は世界に誇れる長寿国になります。